【WordPressプラグイン】アンケートを取りたいならコレ!【WP-Polls】日本語翻訳しました!
前々からサイト内で、アンケートを取りたいなーと思っていました。
自作しようとは思っているんですが、WordPressのお作法がよく分かっていないので、お手本に公式プラグインを参考にすることにしました。
開発環境で色々入れて試してみて、アンケート機能で1番インストール数が多く、評価も☆4と高い「WP-Polls」がいいかなと決めました。
こちらが最初から用意されているアンケート。デフォルトの状態だと、こんな感じです。(日本語化だけしてます)
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自分が選択したものが強調されます。IPアドレスとCookieを利用して連続投稿は簡単には出来ない仕組みになっています。
こちらが自分で作った、複数選択して回答出来るバージョン。

デザインはシンプルなので、好みのスタイルを当てて上げて下さい…!
なんか例として、全部のバーの色を変える方法がプラグインのQ&Aに載ってました。こんな感じ。
まちゃぬ(私)の好きな食べ物は何ですか?
- タン塩 (15%, 300 票)
- チーズケーキ (13%, 260 票)
- たこ焼き (12%, 240 票)
- からあげ (12%, 230 票)
- クレープ (11%, 210 票)
- ハマチのお寿司 (10%, 190 票)
- コンビニおにぎり(シーチキンマヨ) (9%, 170 票)
- グラタン (8%, 150 票)
- 卵かけご飯 (7%, 130 票)
- コーヒーゼリー (5%, 100 票)
総回答者数: 300

スタイルは以下で、バーのホバー時に赤色に変化するようになってます。
.wp-polls-ul li:nth-child(01) .pollbar{ background:#8FA0C5} .wp-polls-ul li:nth-child(02) .pollbar{ background:#FF8} .wp-polls-ul li:nth-child(03) .pollbar{ background:#ff8a3b} .wp-polls-ul li:nth-child(04) .pollbar{ background:#a61e2a} .wp-polls-ul li:nth-child(05) .pollbar{ background:#4ebbff} .wp-polls-ul li:nth-child(06) .pollbar{ background:#fbca54} .wp-polls-ul li:nth-child(07) .pollbar{ background:#aad34f} .wp-polls-ul li:nth-child(08) .pollbar{ background:#66cc9a} .wp-polls-ul li:nth-child(09) .pollbar{ background:#98CBCB} .wp-polls-ul li:nth-child(10) .pollbar{ background:#a67c52} .wp-polls-ul li .pollbar{ transition: background 0.7s ease-in-out } .wp-polls-ul li .pollbar:hover{ background:#F00 }
とりあえず、こんな感じのことが出来ます!
それではインストールから、日本語化、基本的な使い方と順に説明していきますね!
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インストールして導入する
公式プラグインなので、説明いらないですよね!
「プラグイン」→「新規追加」→「WP-Polls」→「今すぐインストール」です!
インストールが完了した後は、「今すぐ有効化」をクリックで、新しいメニュー「Polls」が追加されます。
クリックしてみると、全ページ英語だらけです。
「Manage Polls」全体的な管理する画面。
簡単な単語だけの画面は分かるんですが、何言ってるのか分からない画面が結構あるので、日本語化しちゃいましょう。
WP-Pallsを日本語化する
まず日本語の翻訳ファイルをこちらからダウンロードして下さい。
ファイル:WP-Palls_languages.zip
サイズ:20KB
zipの中身
- README.txt:日本語化の方法とかファイルの説明とか簡単に書いてます。
- wp-polls-ja.po:「wp-polls-ja.mo」を作成するためのテキストファイル。
- wp-polls-ja.mo:WP-Pollsを翻訳する為のファイルで、日本語化するにはこのファイルを使用します。
ちなみに翻訳はかなり雑なので、明らかにおかしかったりしたら指摘頂ければ修正します。かなり時間頂くことになるかもしれませんが…(´・ω・`)
日本語化ファイルを翻訳ファイル置き場に移す
ほんとは翻訳したいプラグインのディレクトリ「wp-content\plugins\wp-polls」に配置するのが、正しい形なんでしょうが、ここだとプラグインの更新でかき消されてしまいます。
なので、プラグインの翻訳ファイル置き場「wp-content\languages\plugins」に配置します。もしディレクトリが無ければ作成して下さい。
まだWordPressのバージョンアップの仕組みを詳しく追えてないので、もしかすると「wp-content\languages\plugins」もかき消されてしまいまうかもしれません(;・∀・)なのでバックアップは取っておいて下さい。
別にまた当サイトにダウンロードしに来て頂くのでも構いませんがw
一応、翻訳ファイルを配置するだけで日本語化は完了です!
WP-Pallsの使い方
基本的に日本語化してしまえば、普通にWordPressで記事を書ける人なら説明は要らないのかなと思います。一応しますけどね!
アンケートの作成と編集
新たに作成する場合はメニューにある「新規追加」、編集する場合は「アンケート管理」から編集したいアンケートの行にある「編集」をクリックします。
アンケートの「質問」と「回答項目」のテキストを入力していきます。
「回答を追加」と「削除」で回答項目の数は任意に設定可能です。上限がいくつなのか調べていませんが、10までは問題ありませんでした。
一度作成した後は回答数や回答人数も編集可能になります。やりたい放題ですw
後は、標準がラジオボタンで一つしか選べないのですが、チェックボックスに変更して、任意の個数まで選択できるように変更出来ます。
最初のサンプルでお見せしたあれです( ・`д・´)
当然開始と終了の日時も設定できます。終了日時に到達していなくても、「アンケートを終了」ボタンがあるので、これで強制的に終わらせることも可能です。
新規追加の場合は、「新規追加」ボタンを押して新しいアンケートを作成すると、画面上部に作成の完了が通知されます。
ショートコード[poll id="4"]で追加できると言っています!
アンケートを表示する
アンケートを表示する方法は、細かく言うと4種類ありますが、恐らく殆どの人は2種類しか使わないと思います。
ショートコードを貼り付ける
先ほどの新規追加の時に通知のあった、ショートコードです。
[poll id="4"]
pollと表示したいアンケートのidを指定するだけです。
これで、こうなります。

簡単のはずや…!
ここで指定するidですが、実は特殊な値が3つ用意されています。
- “-2″:ランダム表示
- “-1″:無効(現在実施しているアンケートはありません)
- “0”:最新のアンケート
ランダムと最新のものは使えそうです( ・`д・´)
サイドバーにウィジェットとして追加する
普通のサイドバーウィジェットと同じような感じで簡単に追加できます。
「アンケートの下にアーカイブのリンクを表示しますか?」という項目は次に紹介する「アンケートのアーカイブページ」への導線リンクが作るかどうかです。
「表示するアンケート」は任意でアンケートを選べる他に、無効、最新のもの、ランダムも選択可能です。
そして保存すると、記事内で表示した内容と同じものがサイドバーにも表示出来ます。
後の2つは使うか分かりませんが、紹介しておきます。
アンケートのアーカイブページを用意する
新規の固定ページを作成します。
その時パーマリンク(URLの一部になる文字列)を「pollsarchive」に設定して以下のショートコードを書いて保存します。
[page_polls]
すると、全てのアンケートを順に表示する固定ページが出来上がります。
一応「pollsarchive」以外で作成しても、オプションから「アーカイブのURL」を変更することで対応出来ます。
1つずつのアンケートに対し、ヘッダーとフッターが用意されていて何を表示するかはテンプレート設定から変更可能です。
アンケート数が多い場合は、「ページャーが表示される」のがこのアーカイブページの特徴です。
ページャーの上下にもテンプレートから任意のコードを設定出来ます。
PHPの関数を直接呼ぶ
<?php get_poll($poll_id); ?>
ショートコードのものと同じです!
WP-Pollsの使い方は以上!
WP-Pollsのオプション
基本的にデフォルトから触る所はそんなにないです。
棒グラフのスタイルの設定
もしグラフのスタイルを自分で用意したCSSを使うのであれば、オプションから変更するのではなく、自分のテーマディレクトリに「polls-css.css」をコピーして、コピーしたファイルを変更しましょう。テーマ内に「polls-css.css」が存在するとそちらを優先して読みこむようになっています。
グラフのスタイルは、「default、default_gradient」のがバーの部分を背景画像の繰り返しで実装している為、ボーダーしか色は変更出来ません。グラフの背景は「CSSを使用する」にした時に設定するものです。
AJAXスタイル
WP-Pollsではアンケートの回答時に画面が遷移せず、Ajax通信を行います。
「読込中の画像とテキストを表示する」は、この時の通信が完了するまでの待ち時間に、読込中の画像を表示するかの指定です。
また、通信が完了した時にアンケートの回答が一度消えて、結果の画面が表示されます。
「アンケートをフェードイン/アウトする」は、その時の切り替わりを瞬時に切り替わるか、フェードイン・フェードアウトで切り替わるかの指定です。
ログの取得方法
「ログの取得方法」は以下の5つがあります。
- 取得しない:画面を更新する度に再度回答できるようになる。
- Cookie:Cookie無効にしていると再度回答できるようになる。
- IP:IPアドレスが変わると再度回答できるようになる。
- CookieとIP:ほとんどの場合、有効期限が切れるまでは再度回答できない。
- ユーザー名:ログインしていれば、有効期限が切れるまでは再度回答できない。
一般に公開していて、何度も回答されたくないならデフォルトの「CookieとIP」にしときましょう。
「Cookieとログの有効期限」は0に設定していると一度回答すると、二度と回答出来なくなります。
24時間立てば再投票可能とかそういうことがしたい時は指定してもいいと思いますが、アンケート毎ではなく全体にかかってしまうので使いどころが難しいですね(´・ω・`)
ややこしそうな所はこのくらいかな…。
テンプレート設定
これは吐き出されるHTMLのタグをカスタマイズする為のものです。
見た目を変更するのにCSSだけじゃうまく扱えない場合や、表示項目を減らしたり増やしたりしたい時に変更します。
こればっかりは好みによるので、何とも言えませんが、ただ一つ言えることがあります!
プラグインを有効にする前に翻訳ファイルを適用していないと、英語の表記でテンプレートが作成されています。
もし英語になっていたら、「デフォルトのテンプレートに戻す」で日本語のテンプレートを呼び出して保存するようにしましょう!
WP-Pollsについての説明は以上です!
終わりに
いやーアンケートっていいですよね!アンケート凄い好きなので、とりあえずで入れたはずなんだけど、これから色んな所に仕込もうかなと楽しみにしてますw
WP-Polls自体の使い方とかは簡単だったんですが、翻訳の仕組みを学ぶのに凄い手間取りました。
かなり昔の翻訳ファイルを最初に手に入れて使ってみるとかなり抜けがある…。そこそこ新しいものを手に入れて使ってみると機械翻訳でもあてたのかな?という感じの部分が多くて訳が分からない(´・ω・`)
最近WordPressのプラグインの開発に手を出し始めていて、多言語対応もしたいと思っていました。
ちなみに、こちらがプラグイン開発第1話!
【WordPressプラグイン】え?超簡単じゃん!プラグイン開発は実は難しくなかった!
なので、これは丁度いい機会だと自分好みに翻訳ファイルを作成してみることにしまた。
もの凄い大変だろうと思っていたのですが、翻訳ファイルを作るツールが優秀過ぎてそんなことはありませんでした!
これは長くなりそうなので、また別の記事に書きますw
是非皆さんも「WP-Polls」を導入して、アンケート機能を自分のサイトに取り入れて見て下さい!
それでは!
