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【Google Analytics】個人認定資格の問題と解答10選!②解説付き【GAIQ】

      2015/11/17

GAIQ_問題と解答②

Google Analytics個人認定資格(GAIQ)の問題と解答の第二弾です!

前回の問題と解答紹介でタイトルに①を付けた以上、せめて②くらいはすぐに用意しないとな…。と第二弾を用意しました!

①はこちら。
【Google Analytics】個人認定資格の問題と解答10選!①解説付き【GAIQ】

今回も私が初めて見た時に分からなかった問題をピックアップしました!

多分これが正解!というのを10問共有します!合格目指して頑張りましょう!

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問題と解答

1. 目標値の設定で算出できるもの

目標値を設定すると、Google アナリティクスで何を算出できますか。

  1. e コマース収益
  2. 直帰率
  3. 収益単価
  4. 平均注文額

似たような問題に「目標を設定することで確認できるようになる指標は次のどれですか。」があって、これの答えは「コンバージョン率」と即答出来ました。

でも今回の問題で設定するのは「目標値」。目標値はコンバージョンに対して割り振る金額のこと。

SS_4286

目標値
目標を設定する際には、コンバージョンに金額を割り当てることができます。ユーザーが目標を達成するたびにこの金額が記録され、その合計額が目標値としてレポートに表示されます。
目標について – アナリティクス ヘルプ

この「目標値(金額)」を設定することで算出できるものに「直帰率」はありえない。そもそも何もしなくても確認できる。

「e コマース」の設定をすることで、「e コマース収益、収益単価、平均注文額」は算出可能になるが、「目標値」から算出できるのは「収益単価」のみ。(合わせてAdWordsとの連携も必要)

各キャンペーンの費用とそれに対応する収益(e コマースと目標値)を比較し、ROAS(広告費用対効果)と RPC(収益単価)を算出できます。
コスト分析レポートの概要 – アナリティクス ヘルプ

2. フィルタの機能

フィルタの機能として適切なものを選択してください。

  1. レポートでのデータの表示方法を変更できる
  2. ビューからデータを除外できる
  3. ビューにデータを追加できる
  4. これらの選択肢すべて

データを「除外」出来るのは当然として、表示方法を「変更」することも出来そう。

でも「追加」なんて出来たっけ?と「すべて」出来るを選択するのをためらって「除外」のみを選択しました。

そして調べてみると、「すべて」出来るようでした。

フィルタの機能は以下のとおりです。

  • データを除外する
  • データを含める
  • レポートでのデータの表示方法を変更する

基本的なフィルタ設定 – アナリティクス ヘルプ

「含める」は「追加」じゃねーよ( ゚д゚ )クワッ!!

実際にフィルタで出来ることは、除外と置き換えのみです。含めるは一致しないものを除外するという機能です…。

結構いい加減な翻訳があるので、納得いかない問題がちらほらあったりします(´・ω・`)

3. 効果的なフィルタの作成

2つ目のデータのビューを作成し、特定のサブディレクトリへのトラフィックを表示したい場合は、どのように設定するのが最も効果的ですか。

  1. ビューのコピーを作成してから、[フィルタの種類] メニューから「サブディレクトリへのトラフィックのみを含む」を選択し、該当のサブディレクトリを指定してフィルタを追加する
  2. 新しいビューを作成してから、アドバンスフィルタを適用してサブディレクトリ以外のページのデータを除外する
  3. 2つ目のGoogle アナリティクスアカウントを作成し、サブディレクトリのページに新しいトラッキングコードを適用する
  4. 新しいウェブ プロパティを作成してから、サブディレクトリ上のページに新しいトラッキングコードを追加する

最も効果的って言われても…(´・ω・`)

とりあえず、たかがサブディレクトリのトラフィックを見たいだけで、アカウントの作成とかプロパティの作成はやり過ぎ。トラッキングコード複数埋め込むとか後々管理も大変。

アカウント、ユーザー、プロパティ、ビューの階層構造 – アナリティクス ヘルプ
デジタル アナリティクスの基礎: Google アナリティクスでの実用的なデータの収集 – アカウントの構造について

アドバンスフィルタは、恒久的な設定ではないので毎回指定するのは面倒。それに、2つ目のビューを作った意味が無い。

一応マイレポートに追加したり、ショートカットに登録しておけば、すぐに確認は出来ますが、最も効果的ではないと思う…!

そして残った、「ビューをコピーしてからフィルタを設定する方法」。最初ビューのコピーなんて出来たっけ?と思って戸惑いましたが、コピー機能がありました。

「アナリティクス設定」→「ビュー設定」→「ビューをコピー」

SS_4289

新規ビューになるので、データはいちから取得しなおしになりますが、フィルタやその他の設定をすべて引き継いでくれるので便利でした。

というわけで正解は「ビューをコピーしてからフィルタを設定する方法」のはず!

4. セッション単位の操作

セッション単位の操作を選択してください。

  1. ソーシャル インタラクション
  2. e コマース トランザクション
  3. イベント
  4. ページビュー
  5. これらの選択肢すべて

問題の意図を理解することが出来ず、1セッション中に同じ操作を行なった時に、何度もカウントしないものを選ぶのかと思ってしまいました。

でも、そんなことは書いてないので、セッション毎に紐付けてカウントされるものを選べば良いのだと思う。

セッションとは、特定の期間内に特定のユーザーが行った操作の集合体(ヒット)のことを指します。この操作にはページビュー、イベント、取引成立などが含まれます。
ヒットをセッションとユーザーに加工 – アナリティクス ヘルプ

問題の選択肢の内、3つが含まれると書いているので「すべて」が正解です。取引成立は「e コマース トランザクション」とほぼ同義です。

ソーシャルインタラクションも、当然セッション単位で管理されています。
ソーシャル プラグインとインタラクションについて – アナリティクス ヘルプ

5. ディメンションと指標の有効な組み合わせ

次のどの条件に該当すれば、Googleアナリティクスで指標XとディメンションYを組み合わせることができますか。

  1. XとYがサマリー表で事前に合算されている
  2. XとYの範囲が同じ
  3. サンプリングの必要がない
  4. XとYのキャンペーンが同じ
  5. XとYのチャネルグループが同じ

これは知ってないと、騙されますね(´・ω・`)

キャンペーンやチャネルグループが違ってようが、普通にいろんな組み合わせが出来るのでこれらはない。

サマリー表にないディメンションをセカンダリディメンションに追加できるので、サマリー表も違う。

サンプリングと範囲で迷って、サンプリングを選びましたが、間違っていました…。

ディメンションと指標の有効な組み合わせ
すべての指標がすべてのディメンションと組み合わせることができるわけではありません。ディメンションにも指標にも対象範囲(ユーザー、セッション、アクション)があります。ほとんどの場合、同じ範囲を対象とするディメンションと指標を組み合わせる必要があります。たとえば、「セッション」はセッションの指標なので、同じセッションレベルの「参照元」や「市区町村」などのディメンションと組み合わせます。「セッション」を「ページ」などのアクションレベル(または、ヒットレベル)のディメンションと組み合わせても意味がありません。
ディメンションと指標 – アナリティクス ヘルプ

答えは分かったけど、同じ範囲のディメンションと指標がぱっと分からないよね…。

6. データモデルの階層構造

Googleアナリティクスのデータモデルはどのような階層構造になっていますか。

  1. 接点 > ユーザー > セッション
  2. セッション > 訪問ユーザー > 接点
  3. ユーザー > セッション > 接点
  4. セッション > ユーザー > 接点

接点」ってなんやねんな!?

操作(ヒット): GIF リクエスト(ヒット)をアナリティクスのサーバーに送信する個々のアクティビティ。通常はページビューですが、以下も含まれます。

  • ページビュー
  • イベント(ムービーボタンのクリックなど)
  • 取引成立
  • ソーシャル インタラクション

データモデル – アナリティクス ヘルプ

何か色んな所で表記がブレまくってますが、「接点」「操作」「ヒット」「インタラクション」辺りで同じように扱われてます。

1ユーザーが、複数のセッションを発生させ、1セッション中に複数の接点を持つので、「ユーザー > セッション > 接点」の順が正解

アカデミーで英語ですが、同じ問題があります。
Google Analytics Platform Principles: Platform Fundamentals – The data model

7. デジタル解析の説明

デジタル解析の説明として適切なものを選択してください。

  1. オンライン体験を継続的に改善していくプロセス
  2. 定量的なビジネスデータを解析すること
  3. 定性的なビジネスデータを解析すること
  4. ビジネスと競合他社のデータを解析すること
  5. これらの選択肢すべて 

デジタルというくらいだから、膨大なデータをまとめて定量的な解析を行うことだろうと、「定性的」の選択肢はないだろうと考えました。そして「定量的なビジネスデータを解析すること」と解答しました。

でも、正解は「すべて」です。

デジタル解析とは、ビジネス データを定量的、定性的に解析することであり、顧客や見込み顧客が利用するオンライン環境を継続的に改善し、それを業績(オンラインとオフラインの両方)につなげていくための競争とも言えます。
デジタル解析の重要性 – アナリティクス ヘルプ

うーん、飛躍し過ぎじゃない?(´ε`;)

前に「ビジネス目的のウェブサイトにおける」って言葉を付けないと!

いや、でもGoogle Analytics使う人に向けた試験だし、しょうが無いね…!

8. キャンペーンパラメータ

標準のキャンペーンパラメータではないものを選択してください。

  1. utm_source
  2. utm_content
  3. utm_campaign
  4. utm_adgroup

Google AdWords使うこと無くて、キャンペーンなにそれ?という状態だったので、何を言っているのはさっぱりだった。

調べてみるとそんなに難しくありませんでした。キャンペーンに関する問題は似たようなものが、他にも2問あったので、必ず覚えておきましょう。

標準のキャンペーンパラメータ一覧

  • キャンペーン名(utm_campaign必須
  • キャンペーンの参照元(utm_source必須
  • キャンペーンのメディア(utm_medium必須
  • キャンペーンのキーワード(utm_term
  • キャンペーンのコンテンツ(utm_content

選択問題なので、接頭辞の「utm_」は特に覚えていなくても大丈夫!

こんな感じでGETのクエリ文字パラメータとして扱います。

www.example.com/?utm_medium=cpc&utm_source=mysearch&utm_campain=spring&utm_term=backpacks

必須のパラメータちゃんと全部使ってて正しく指定出来てるよね?とか、そういう問題も出ます。

カスタム キャンペーン – アナリティクス ヘルプ

練習問題はアカデミーにもあります。
デジタル アナリティクスの基礎: Google アナリティクスでの実用的なデータの収集 – キャンペーン データの収集

9. デフォルトのメディア

Googleアナリティクスのデフォルトのメディアではないのは次のどれですか。 

  1. email
  2. referral
  3. cpc
  4. organic
  5. 選択肢のすべてがデフォルトのメディア

Google AdWordsで広告を打ったりしていないと、emailやcpcを見ることは無く、中途半端にキャンペーンを勉強していると、間違えてしまう可能性があります。

これらはすべてデフォルトのメディアです。他にも色々あります。

MCF チャネル(MCF チャネル グループ)について – アナリティクス ヘルプ

10. アナリティクス導入に影響する技術

サイト上の技術のうち、アナリティクスの導入に影響するものを選択してください。

  1. サーバー リダイレクト
  2. クエリ文字パラメータ
  3. サーバー リダイレクトとAJAXイベント
  4. レスポンシブウェブデザイン
  5. これらの選択肢すべて

あれ?サイト上の技術となるとAJAXイベントだけなんじゃ…?と思っていましたが、何故かサーバーリダイレクトも付いてくる…。

クエリ文字とかリダイレクトはやりたい人がやる程度のものじゃ(´・ω・`)

AJAXイベントだけの選択肢があれば、合っているものと思ってそのままスルーしてたんですが、この試験で望んでいる解答は、どうやら違うようです。

プランを実行に移す
続いてウェブ開発チームやモバイルチームに対し、プランでていぎトラッキング戦略を実際に導入するよう指示します。ウェブサイトで使用されている技術によっては、次のようなプランも必要になる場合があります。

  • クエリ文字列パラメータ
  • サーバー リダイレクト
  • Flash / AJAX イベント
  • 複数ドメイン / サブドメイン
  • レスポンシブ ウェブ デザイン

測定プランの策定 – アナリティクス ヘルプ

必ずしも必要な訳ではないが、導入するにあたっての説明でこう書いてある以上、すべて影響するものとしてあげるのが正解のはず…。

AJAX イベントだけが選択肢にない以上、それ以外考えられない!

そしてレスポンシブウェブデザインが、どうアナリティクスと関係するのかが分からない…。

終わりに

今回も私が最初分からなかった問題なので、比較的間違えやすい問題ではないかなと思っています!

え、そんなことない?Σ(・∀・;)

結構試験を受ける前から色んな所でGoogle Analyticsの記事は読んだりしてたので、皆さんと困る場所が違うかもしれませんねw

セッションのタイムアウトが「30分」だとか、

ユーザーの分布とインタレストカテゴリの情報源が「DoubleClickサードパーティCookie」だとか、

グラフ上に2つの期間を表示するには「日付の比較」を使う

みたいなことは最初から知っていたので、あえて選んだりはしませんでした。

あ、ここテストに出ますよ(^q^)

【Google Analytics】個人認定資格の問題と解答10選!①解説付き【GAIQ】と合わせて、20問も押さえられたはずなので、かなり合格に近づいたのではと思います!

引き続き、Google Analytics個人認定資格の取得に向けて頑張ってください!

それでは!

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