Mac用のSFTP・FTPSクライアントはFileZillaが無料でおすすめ!
2015/10/02
今日は実家に帰ってまして、Mac Book Airでブログを更新してます。
普段はWindowsで作業していて、FTPクライアントソフトはWinSCPを利用しています。
記事を書くだけならブラウザだけで済む話なんですが、ブログのカスタマイズする内容を書きたくなったんです。
ファイルをサーバーに転送する方法はどうしようかなと思って、最初はFinderからサーバーに接続する方法を試してみました。
でも何故かうまくいかない(´・ω・`)
というわけで、Mac用FTPクライアントのフリーソフトで良いものが無いか調べて、FileZillaを使うことにしました。
今回は、FileZillaおすすめするポイントと、導入から基本的な使い方を説明したいと思います。
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FileZillaのおすすめポイント
とにかく機能が豊富です!
公式に書いてる機能の内容をいい加減に翻訳すると下記の通り。
- 使いやすいです
- FTP、FTPS、SFTPをサポートしています
- クロスプラットフォーム。Windows、Linux、Mac OS Xで動作
- IPv6のサポート
- 多くの言語で利用可能
- 大きなファイル(4ギガバイト)の転送をサポート
- タブ付きユーザーインターフェース
- 強力なサイトマネージャと転送キュー
- ブックマーク
- ドラッグ&ドロップのサポート
- 設定可能な転送速度の制限
- ファイル名フィルタ
- ディレクトリ比較
- ネットワーク設定ウィザード
- リモートファイル編集
- キープアライブ
- HTTP / 1.1、SOCKS5およびFTPプロキシのサポート
- ファイルへのロギング
- 同期ディレクトリの参照
- リモートファイル検索
私としては最低限、日本語で使えて、FTPS・SFTPに対応していればと思っていたので、この豊富な機能を見て即採用しました!
インストールと設定
まずは以下の公式サイトからダウンロードします。
「Download FileZilla Client」をクリック。
Mac OS Xの「Download Now source forge」をクリックします。
最新版が手に入らない場合
現在(2015/10/1時点)では、このボタンのリンク先が3.11.0のバージョンのままになっていて、最新版3.14.0がダウンロードされませんでした。
なのでボタンの下の方にある「Show additional download options」をクリックします。
他のOSなども表示されるページに遷移するので、Mac OS Xの最新版をダウンロードします。
ダウンロードはsource forgeのページに遷移してから始まります。
ダウンロードしたファイルを解凍すると、アプリファイルが手に入るので、ダブルクリックで実行します。
セキュリティ設定から実行許可を与える
セキュリティレベルを下げていないと、以下のようなダイアログが出て開けないと思います。なので、実行出来るように設定します。
画面左上のAppleロゴから、「システム完了設定」をクリック。
「セキュリティとプライバシー」をクリック。
「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」に直近の開けなかったアプリを開くボタンがあるので「このまま開く」をクリック。
確認ダイアログが出るので「開く」をクリック。
これで起動できます。
日本語化
まずは分かりやすいように日本語化しておきましょう。
「FileZilla」のメニューから「Settings」をクリック。
LanguageからJapanese(ja_JP)を選択して「OK」をクリック。
言語が変更されましたとFileZillaを再起動するように言われるので再起動します。
再起動後はメニューのほとんどが日本語化された状態になっています。
基本的な使い方
まずはサーバーに接続する方法です。
クイック接続
上部にあるフォームに接続情報を入力して接続するタイプの方法です。
特に特別な設定が必要無いのであれば、この方法が簡単です。
一度接続した後は、「クイック接続」ボタンの右にある「▼」ボタンをクリックして、表示された履歴をクリックすることで簡単に接続できます。
サイトマネージャから接続
詳細に設定して接続する場合はこちらを使います。
下画像のアイコンからか、メニューの「ファイル」→「サイトマネージャ」からサイトマネージャを開きます。
最初は「自分のサイト」しかありませんので、「新しいサイト」から接続先を追加します。
接続先の情報はレンタルサーバの情報に合わせて設定して下さい。
「詳細」など他のタブでも好みに合わせて設定することが可能です。
最初に表示されるディレクトリを指定したり、ディレクトリの移動を同期したり、ファイルの有無の比較などのオプションの指定もサイト毎に設定出来ます。
接続先のサイトの他にも、ブックマークという機能で、ローカルとリモートの表示ディレクトリのセットを記憶しておくことが出来て、1クリックで色んな組み合わせに瞬時に切り替えることが出来ます。
あらかじめ、サイトマネージャから登録することも可能ですが、当然、今表示している組み合わせを保存することが出来ます。
サイトの情報を入力したら、接続したいサイトを一覧からダブルクリックするか、サイトを選択後に「接続」をクリックすることでサーバーに接続します。
ファイルのアップロードとダウンロード
アップロードは、ローカル(左側)でアップロードしたいファイルを選択して右クリック「アップロード」をクリック。
ダウンロードはその逆で、リモート側(右側)でダウンロードしたいファイルを選択して、右クリックから「ダウンロード」をクリック。
同名のファイルがある時はダイアログが開き、動作方法を細かく設定出来ます。
というわけで基本的な使い方の説明はここまでです。
日本語化出来るので、大体のことはテキストを読めば分かると思います!
終わりに
最近家でしか作業しなくなってたのでMac全然使ってませんでした(;・∀・)
外出中でもある程度のことはMacからでも操作出来るように、Macの環境も整えておこうと思います。
まだFileZilla使い始めたばかりですが、なかなか優秀ですね!ブックマーク機能はかなり便利です。
他のFTPクライアント使ってたけど、なんだかなぁと思ってたり、他のものも試してみたいという方は是非FileZillaを使ってみてください。
それでは。