【Google Analytics】年齢・性別・興味・関心の取得方法。分析にはセグメントを利用すると効果的!
2015/10/31
Google Analyticsには「ユーザー属性とインタレスト カテゴリに関するレポート」と言う、ユーザ属性(年齢・性別)や、インタレストカテゴリ(興味・関心)を取得して、分析する為の機能があります。
この機能を使えば自分のサイトに来てくれたユーザーが、どういった人なのか知ることが可能になります!
詳細に分析するには工夫が必要ですが、サイト全体での年齢層や性別・興味などはすぐに確認出来ます!
とりあえずサンプル先に見てもらった方が、イメージ湧くと思いますので、まずはサンプルから!
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当サイト全体のサマリーデータ
「ユーザー属性とインタレスト カテゴリに関するレポート」を有効化して4日位しか経っていないので、サンプル数が少なく精度はかなり怪しいです。一応(´・ω・`)
年齢のサマリー
「ユーザー」→「ユーザーの分布」→「サマリー」で確認出来ます。
私が30歳で、自分と同じかそれより下の年代に向けた情報を配信しているつもりなので、大体予想通りのデータでした。
性別のサマリー
「ユーザー」→「ユーザーの分布」→「サマリー」で確認出来ます。
これもおおよそ予想通り。女の人もうちょっと少ないかも…。と思ってたのでちょっと嬉しい!女の子もっと見てヽ(^。^)ノ
アフィニティ カテゴリ(リーチ)のサマリー
こちらは日本語表記に対応していないので、Chromeの翻訳機能通してます。
「ユーザー」→「インタレスト カテゴリ」→「サマリー」で確認出来ます。
その人がどういうサイトを巡回しているかが分かります。翻訳効かなかった「Technophile」は「新技術に関して熱心な人」という意味。
これも当サイトにある程度マッチしているので信用できそう。
購買意向の強いセグメント
こちらも日本語表記に対応していないので、Chromeの翻訳機能通してます。
「ユーザー」→「インタレスト カテゴリ」→「サマリー」で確認出来ます。
どういった広告を配信したらクリックしてくれたり、買ってくれたりするのかの指標に役立つ。
2位が美容製品なのがちょっと気になるけど、こんなものなのかな…と言った感じ。
WordPressに力入れてた時に、レンタルサーバーとかのWeb系広告多めにしてるので、早めに手入れないと…!来月中には…!
一応、ここまでが基本的な情報の確認方法です。
「ユーザー属性とインタレスト カテゴリに関するレポート」の注意点
プライバシーポリシーの編集が必要
この機能を有効化するにあたって、殆どの場合、プライバシーポリシーの編集が必要になります。
プライバシーポリシーの書き方については、こちらで書きましたので参考にしてみてください。
【Google Analytics】広告向けの機能を利用する時のプライバシーポリシーの書き方サンプル
全てのユーザーの情報を判別する事はできない
あくまで「Google Analytics」や「Google AdSense」等を埋め込んだサイトを、ユーザーがある程度巡回する事によって、その履歴からGoogleがこのユーザーは恐らくこういう人だろうと判別したものです。
公式のヘルプ
ユーザー属性の判別の仕組み:ユーザー属性に基づくターゲティング – AdWords ヘルプ
インタレスト カテゴリの判別の仕組み:商品やサービスに興味を持っているユーザーに広告を表示する – AdWords ヘルプ
なので定期的にブラウザのデータをクリアしていたり、あまりWebサイトを巡回していない人はデータが足りず人物像を決められません。
先ほどのサンプルの右上に全体の何%と表示されている数値が、人物像を判別出来た割合です。興味を持っている分野は比較的楽に判別できるので70%を超えていますが、年齢を特定するのは難しく60%程になっています。
推定されたデータであり正確ではない
データが取れたとしても、あくまでも推定したデータであるので正確ではありません。Google先生の判断なのでかなり信用は出来ますが、過信はしないように…。
「ユーザー属性とインタレスト カテゴリに関するレポート」を有効化する
注意点は説明したので、この機能を有効化する方法を説明します。もの凄い簡単です。
「ユーザー」→「ユーザーの分布」→「サマリー」と辿ると「ユーザー属性とインタレスト カテゴリに関するレポート」の画面が表示されるので、「有効化」をクリックします。
完了したことが表示されます。終わり!
他の方法
上部にあるメニュー「アナリティクス設定」から、「プロパティ」→「プロパティ設定」→「広告向け機能」から設定可能です。
オンに切り替えた後に画面最下部にある「保存」ボタンをクリックして保存しましょう。
こちらからは逆に「無効」に変更することも可能です。
応用編
基本的な情報を確認する場所は最初に説明したので、少し応用した分析方法です。
おすすめなのは、自分が見たいユーザ属性のセグメントを作成しておくことです。
ユーザ属性のセグメントの作成方法
画面上部にあるセグメントの領域をクリックします。
「すべてのセッション」をクリックして始めた場合は、「すべてのセッション」が「新しく追加したセグメント」に置き換わります。
「+セグメント」をクリックして始めた場合は、「すべてのセッション」はそのままで、「新しく追加したセグメント」が加わります。
すぐ下にセグメントの選択画面が表示されるので、「+新しいセグメント」をクリックします。
自分が分かるように「セグメント名」を入力し、目的の年齢や性別、興味の条件を指定して「保存」をクリックします。
カスタムセグメントは100個まで作成可能で、セグメントの切り替えは選択画面からチェックを入れるか外すかして「適用」をクリックするだけです。
一度に選択出来るセグメントは4つまでです。
年齢と性別を掛けあわせてセッション数を比較
年齢と性別を指定したセグメントを複数作って適用し、「ユーザー」→「サマリー」を確認すると以下の様に表示されます。
年齢と性別を掛けあわせてデバイスカテゴリを比較
年齢と性別を指定したセグメントを複数作って適用し、「ユーザー」→「モバイル」→「サマリー」で「円グラフ」を選択すると以下の様に表示されます。
若いほどスマホ率が高く、女性の場合は更にスマホ率が上がりました。
年齢と性別を掛けあわせて購買意向の強いセグメントを調べる
年齢と性別を指定したセグメントを作って適用し、「ユーザー」→「インタレスト カテゴリ」→「購買意向の強いセグメント」で「円グラフ」を選択すると以下の様に表示されます。
女性はやはり美容製品やアパレル&アクセサリーなどを購入するんでしょうね。でも広告を表示する時に女性かの判別出来ないから、美容製品の広告は出さないかな…。
購買意向の強いセグメントが閲覧しているサイトコンテンツを調べる
購買意向の強いセグメントを指定したセグメントを作って適用し、「行動」→「サマリー」を確認すると以下の様に表示されます。
購買意向に「ビジネスサービス/ビジネステクノロジー/ Webサービス/ Webデザイン&開発」を指定した時のデータなので、Web系の記事が多くなっている。
応用という程のものではないですが、説明は以上です。
終わりに
今まで気になっていたユーザーの属性が分かるようになったので、サイトの運営に活かしていきたいと思います。
それと今回紹介したセグメントはとても便利なので、使ったことがない人がいたら是非使ってみましょう。
つい1週間程前まで使い方を知らなかったのですが、知かってからは、かなり使い込んでます(・∀・)
色々と使える設定や方法などを掴めたらまた共有したいと思います。
それでは。