嘘ばっかり!OGPのadminsはFacebook公式から1クリックで確認できる!
2015/09/23
現在Facebookとしっかり連携を取るべく全力で勉強中です!
前回からFacebookの作成、OGPの設定と取り組んできたわけですが、1つ気になったことがありました。
OGPで設定する「admins」の項目の意味と指定する値です。
OGPの設定で検索して見つかる情報だと、既に使えなくなっている方法だったり、何の根拠も示していない訳の分からない方法ばかり。
やはりFacebook公式が示しているものを探すのが一番だと「ヘルプ」と「Developers」の中を駆けずり回りました。
そして見つけました!
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答えはドメインインサイトにあり
他の方法が間違っているとかの説明は後にして、先に答えからいきます!
インサイトとは
Facebookではインサイトという、アクセス解析のようなサービスが提供されています。
インサイトの種類は3つあります。
- アプリアナリティクス:Facebookアプリに関する情報
- ページインサイト:Facebookページに関する情報
- ドメインインサイト:ウェブサイトに関する情報(今回の主役)
これらには、Facebookの「プラットフォームインサイト」ページからアクセス可能です。
何もインサイトを設定していない場合は、このような画面が表示されます。
ドメインインサイトにある「ドメインを追加」をクリックします。
思っきり書いてくれてますね\(^o^)/
<meta property="fb:admins" content="100002555898915" />
というわけでインサイトの画面にアクセスして1クリックで解決です!
なのでこの「admins」の値を設定してあげましょう。
ちゃんと設定してあげれば、インサイトを利用出来るようになります。
インサイトの使い方は、別の記事で書きます!
管理人が複数いる場合の「admins」
「admins」は、コンマ繋ぎでidを複数指定出来ます。
<meta property="fb:admins" content="100002555898915,100010282561311" />
ただ、これをすると正しい指定の仕方だと思うのですが、開発者向けFacebook「オブジェクトデバッガー」でWarningが出ます。
Warnings That Should Be Fixed
Parser Mismatched Metadata: The parser’s result for this metadata did not match the input metadata. Likely, this was caused by the data being ordered in an unexpected way, multiple values being given for a property only expecting a single value, or property values for a given property being mismatched. Here are the input properties that were not seen in the parsed result: ‘fb:admins’
これが出るのが嫌な場合はアプリを作成して、「app_id」を指定すると良いです。
アプリのdeveloper管理するだけで「admins」を、管理メンバーの増減の度にいじらなくてよくなるというメリットもあります。
正しいか分からないけど、正しかった方法
こちらを参考にしました。
【2015年最新版】FacebookのOGP設定で使うProfile Admins IDを簡単に確認する方法
外部サービスを利用
「Find your Facebook ID」というサイトで自分のプロフィール画面のURLを入力すると、「Facebook ID」を教えてくれます。
早速入力して、「Find numeric ID」をクリックします。
自分の「Facebook ID」が表示されます。
プロフィール写真ページのURLに含まれている
プロフィール写真をクリックする。(変更ではない。)
この画面のURLにあるsetの値で、「.」で句切られた、最後の数値が「Facebook ID」
ほんまにこれを「admins」に指定して、正しいのかが分からなかったので他を探しました…。
正しそうなのに正しくなかった方法
こちらを参考にしました。
最新版!FacebookのOGP設定などで必要な「Admins ID」をサクッと確認する方法
Graph API Explorerを使う
開発者向けFacebook「Graph API Explorer」で自分の何かのIDを確認します。
まずはトークンを取得する為に「Get Token」をクリック。
自分の情報「user_about_me」を追加して「Get Access Token」をクリック。
許可を求められるので「OK」をクリック。
トークンが表示され、「Submit」をクリックすると、何かのIDが表示されます。
このIDを設定して「オブジェクトデバッガー」で確認するとおもっきり怒られます。
絶対に直せとのこと。
ちなみに正しいIDは、プロフィール画面のソース上でかなりヒットしますが。
このIDでは1件もありませんでした。
一体なんのIDなんでしょうね(´・ω・`)
正しく無さそうで、やっぱり正しくなかった方法
こちらを参考にしました。
FaceBookOGP:Profile Admins IDの確認方法/All in One SEO
プロフィール写真のサムネファイル名に含まれている
何か正しかった方法に似ていますが、少し違います…。
このサムネ画像のファイル名で、「_(アンダーバー)」で句切られた数値の内、最初のものが「Facebook ID」だと説明されています。
もちろん、違っていました。
なにより画像を変更する度に、ファイル名の先頭が別物になる…。
「オブジェクトデバッガー」でエラーにならなかったのは、若い数値なので初期の頃に作られた人がヒットしたのでしょう。
当然、インサイトで自分のサイトを登録しようとしても、IDが違うので通りません。
OGPのadminsの設定の仕方は嘘が多い
他にも、誤った方法を紹介しているサイトがいくつもありました。
比較的新しい記事しか取り上げてませんが、恐らく参考にしたサイトが悪いんでしょうね…。
検索上位にも間違った情報が多く、かなり時間がかかりました。
Facebookが正しい「OGP」の設定の仕方を、載せてくれていれば良かったんですけどね!
Developersサイトに軽く載ってはいますが、説明が少なくて結局分かりませんでした。
「admins」「app_id」を正しく設定しておかないと、Facebookでシェアやいいね!を、タイムラインに流れにくくされたり、色々ペナルティがあるようです。
なので、しっかり設定しておきましょう!
終わりに
今回は他所の情報を鵜呑みにしなかったおかげで、OGPにきちんと対応することが出来そうです。
まだきちんと対応出来ていないので、もう少し調べて改善させようと思っています。
それにしても、「インサイト」の存在に気づけたのは大きいです!
つい1週間ほど前に「Twitterアナリティクス」なるものが存在していることに気づき利用し始めました。
やはり効果測定出来ないと改善が難しいですからね。
「Facebookインサイト」と「Twitterアナリティクス」の使い方は近いうちに書こうかと思っています。
というわけで、間違って設定してる人を救う意味でシェアしてくれると嬉しいです。
それでは!