GIMPで角丸の付いたアイコンを作る方法
2015/09/22
GIMPで角丸の付いたアイコンの作る方法は色々あると思いますが、この記事では、選択範囲を角丸にして塗りつぶす、もしくは角丸の外側を消去する方法を紹介します。
スポンサーリンク
角丸の選択範囲を作成する
角丸の選択範囲を作る方法は2種類あります。
用途に合わせて使い分けましょう。
ツールオプションを使う方法
①まず短形選択ツールを選択します。
次に短形選択のツールオプションから、②角を丸めるにチェックを入れて、③半径の大きさを指定します。単位はpixelです。
後は作成したいアイコンの大きさに合うように④選択範囲を選択します。
※数px程度のズレは、おおよその選択範囲を一度選択した後に各辺を調整するか、ツールオプションから数値を直打ちした方が早いかもしれません。
メニューバーの選択から指定する方法
こちらも同じように短形ツールで、アイコンの大きさに合うよう選択範囲を選択します。
その後、メニューバーの選択から角を丸めるを選択します。
半径を指定します。こちらはpixelではなく%です。100%で短編が円になります。
この方法であれば、角を丸めるだけでなく凹ませることが可能です。
こんな感じになります。
ちなみにPhotoShopでは、こっちに近く、メニューバーから選択範囲>選択範囲を変形>滑らかで角丸が作れます。
角丸の付いたアイコンを作成する
角丸の選択範囲さえ作れるようになれば、後は分かりますよね!
背景を塗りつぶす系の場合
角丸の選択範囲を作成した後に、塗りつぶしやブレンドツールに切り替えて、選択範囲の上をクリックして下地を作ってから、その上に飾りつけていきましょう。
下地のレイヤーを作った後に透過部分を保護しておけば、角丸の透過部分にはみ出すことなく編集することも可能になります。
イラストや写真の場合
先にイラストや写真を配置した上で、角丸の選択範囲を作成します。
メニューバーの選択>選択範囲の反転から角丸の外側を選択範囲にした後、Deleteキーで不要な部分を削除したら角丸アイコンの完成です。
終わりに
角丸を作る方法はあるとは思っていましたが、こんな簡単で、まさか逆向きに凹ませることが出来るとは思っていなかったです。
知らないだけで、GIMPだけでかなり凄いものが作れるんでしょうね。
私は美的センス無いんで、機能が使えてるようになっても、(ノ∀`)アチャーなものしかきっと作れませんけどw
もっと色々触ってこれからもGIMPの記事は足していこうと思います。